「見守る」 treatment05
高齢者の
口腔内の健康を見守る 通院できない地域の方に歯科医療を提供
現在、口腔内の細菌が全身の健康へ大きく影響を及ぼすことがわかってきたため、高齢者の口腔ケアが注目されています。高齢者の死因として多い「誤嚥性肺炎」も、口腔内のケア不足や機能低下が原因として挙げられる病気です。
もりもと歯科では、全身の健康を口腔内から守ることを目指し、地域のお年寄りの方を中心とした通院が困難な方へ向けて、歯科医師や歯科衛生士がご自宅や施設に訪問する歯科治療サービスを行っています。
本人からのお申し出の他、寝たきりのご家族を持つ方や、施設運営者の方などのご依頼により、診療へ伺い、ケアマネージャーと連携し治療します。
診療内容 口腔内を“正常”に保つ
高齢者の口腔環境を考えた
包括的な歯科治療
訪問歯科で行える治療は多岐に渡ります。訪問歯科診療専用のポータブルユニットを持参して診療するため、ベッドや車椅子、ご自宅の椅子の上で、歯科医院と同等の治療を行うことができます。
高齢になると、口腔内の機能の衰えが目立ってくるため、機能改善も含めた診療が重要となります。
-
むし歯・歯周病の治療 一般歯科
歯を失う二大疾患として知られるむし歯や歯周病を治療します。痛みを伴うまでに進行してしまった場合には、抜歯等の処置が必要となるため、早期発見により、最小限の治療で大切な歯を維持できるようにサポートします。
-
入れ歯の製作や修理 入れ歯治療
歯を失った際の治療法の1つである入れ歯は、定期的なメンテナンスをしなければ自然に合わなくなります。違和感が出たり、よく噛めなくなったりといったお悩みを解消できるよう調整や作り直しに対応します。
-
口腔内清掃や
ブラッシング指導 口腔ケア口臭やむし歯、歯周病予防となる歯垢や歯石とりといった、口腔内清掃を行い、ご自身や介助者の方へのブラッシング指導で、ご自宅での正しいケアをお伝えします。口腔内を清潔に保つことは全身の健康へも繋がります。
-
摂食嚥下
リハビリテーション 機能訓練お口周りの筋肉のトレーニングにより、咀嚼や嚥下といった機能改善を目指します。これらの筋肉が衰えると、食事中にむせたり咳き込んだりといったトラブルが増え、誤嚥性肺炎のリスクが高まる他、食事がうまく摂れずに低栄養となってしまいます。
診療エリア 医院を中心とした
半径16km圏内
保険で訪問診療を行えるエリアは定められており、当院を中心とした半径16km圏内の居宅や施設への訪問が可能です。
診療について 診療の流れ
全身の健康状態まで考えて、患者様の負担にならない治療計画で、お口の健康をサポートします。
-
お問い合わせ
介護施設・病院で介護されており、歯科往診を検討されている方は、下記にお問い合わせください。
06-6935-4618
(往診範囲は、医院を中心とした半径16km圏内に限られます。)
お問い合わせ・お申込み後に、状況を伺い、往診日程のご相談をさせていただきます。 -
初回往診
決定した往診日時に訪問します。問診し、お口の中を診察させていただきます。その後、治療計画についてご相談させていただき、今後の治療方針を決定します。
ご本人やご家族の方にご納得いただいてから治療を開始します。※ 必ず健康保険証をご提示ください。
-
治療
治療計画に沿って治療を開始します。お口の状態によりますが、負担がかからないように、数回に分けて治療を行います。訪問歯科診療専用のポータルユニットを持参して伺うため、歯科医院で行う治療と同等の治療が可能です。
- 治療時間
- 30分
- 訪問ペース
- 週1回(お口の状態により異なります)
-
定期検診
治療が終了した後は、口腔内の健康維持や疾患・トラブルの早期発見のため、ご相談しながら今後の口腔ケアのスケジュールを立て、定期的に訪問します。
治療費について 治療費について
訪問歯科診療は保険診療と介護診療の併用が可能です。また、出張費や謝礼等は一切不要です。
ご不明な点はお気軽にお電話にてお問い合わせください。
PRICE 治療費の目安
-
医療保険 お持ちの健康保険のご負担分
- 後期高齢者の方1〜3割負担
- 障害者給付・福祉給付・生活保護の方0円
-
介護保険 自己負担割合により
負担額が変わります- 歯科医師による診療514円/1回(月2回まで)
- 歯科衛生士による診療361円/1回(月4回まで)
- 障害者給付の方で介護保険をお持ちの方は介護保険の負担のみ。
- 福祉給付の方は介護保険の負担のみ。生活保護の方は負担金はありません。
自己負担割合や治療内容・回数によって負担額が変わります。
まずはご相談ください。