「噛める」 TREATMENT 04
失った歯を補い
当たり前に「噛める」ように
歯を失ってしまった場合には、入れ歯やインプラントといった治療で歯を補う必要があります。
歯を欠損してしまうと、歯の役割である「噛む」機能が失われ、見栄えを損なう上に、他の歯に負担がかかり、他の歯の寿命までも短くしてしまいます。
長く健康な歯を維持するためにも、欠損歯を補う治療が必要です。
治療の選択肢一人ひとりに合わせた提案
欠損歯を補う治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの選択肢があります。それぞれにメリットやデメリットがありますから、患者様一人ひとりの症例やライフスタイル、ご要望に合わせて最適な治療をご提案します。見栄えが良く、機能的に噛めるように治療を行いましょう。
-
入れ歯
-
ブリッジ
-
インプラント
DENTURE 選択肢 01 入れ歯(総入れ歯・部分入れ歯)
着脱可能な装置で
欠損を補う
入れ歯は、歯茎の色をした合成樹脂と人工歯の組み合わせで作製する着脱可能な義歯です。部分入れ歯から総入れ歯まで、お口の状態やライフスタイルに合わせて最適な材料を選定して提案します。違和感なく噛めるように設計し、見た目に自然な色味や素材で機能と審美性を備えた入れ歯を提供します。
入れ歯の種類
-
総入れ歯
保険適応のものは床部分がプラスティックとなりますが、熱伝導性が高く食事の温度を感じられる金属製のものや、柔らかく安定感のあるシリコン製のもの等、様々な素材のものから選択できます。
-
部分入れ歯
残っている歯にスクラブ(金属製のバネ)をかけて固定します。また、入れ歯の土台になる部分を金属製にすることができ、その場合、より薄く良質な装着感が得られます。
-
ノンクラスプデンチャー
金具(バネ)を使わずに作製する美しく自然な見た目の入れ歯です。材質は合成樹脂です。周囲に気づかれにくく、金具を使用するものよりも他の歯へかける負担が軽減され、装着時も違和感が少なくすみます。
BRIDGE 選択肢 02 ブリッジ
両隣の歯を支えに
欠損歯を補う
欠損歯(1〜2本)に隣接する健全な歯を利用して歯を補う治療法です。入れ歯のように取り外しをする必要はありませんが、被せでの治療なので、両隣の健康な歯を削る必要があります。
失った歯が2本、多くとも3本までで適応できます。多くの歯を失っていた場合は他の治療を選択します。
ブリッジの構造
橋を架けるような仕組み
失った歯の両隣を土台とし、その真ん中へ「ポンティック」と呼ばれる失った歯を補う人工歯を連結させ、橋渡しのように歯を補います。
-
メリット
健康な歯を支えとするため、しっかりと固定できます。噛む力が自分の歯とほとんど変わらず、装着しても違和感が少ないです。手術が不要なので手軽な治療法と言えます。
-
デメリット
ブリッジの平衡性を保つために、健康な歯を削らなければならず、他の歯に負担をかけてしまうことになります。
IMPLANT 選択肢 03 インプラント治療
天然歯のような
見た目と噛み心地を取り戻す
欠損部分にフィクスチャー(ネジ)を埋入し、アバットメント(連結部分)で上部構造である人工歯を取り付けます。
手術を伴う治療となりますが、天然歯のように顎の骨とフィクスチャーがしっかり癒着するため、天然歯のような噛み心地や見た目を実現することができます。
インプラントの治療例
欠損歯1本からすべて欠損した場合まで、
様々な症例に対応することができます。
-
1本欠損した場合
-
複数本欠損した場合
-
すべて欠損した場合