「治す」 TREATMENT 01
80歳まで健康な歯を維持する むし歯・歯周病から歯を守る
歯が痛い、歯茎が腫れているなどのお口のトラブルは、話しにくい、食べにくいといった生活面でのストレスにつながります。当院では、そんな口腔内のトラブル全般に対応した治療を行っています。
歯の痛みや歯茎の腫れの原因であるむし歯や歯周病から歯を守り、生涯長く豊かな生活を送れるように、確かな診断と精緻な治療でトラブルのない歯を維持します。
もりもと歯科の治療 歯の寿命を延ばす
削らず、抜かず、痛みの少ない
治療を目指す
むし歯や歯周病治療によって歯を削ったり抜いたりしてしまうと、二度と元には戻りません。詰め物や被せ物で見た目と機能を戻せても、それらには寿命があります。自分自身の歯を長く健康な状態で残すために、当院ではできる限り歯を削ったり抜いたりする治療を行わないよう、定期検診による疾患の早期発見・早期治療に努めています。また、歯科治療での痛みに配慮したアプローチで痛みがない治療を実践しています。
2大疾患を知る 感染除去
「歯の2大疾患」
むし歯と歯周病を取り除く
お口のトラブルの代表であるむし歯と歯周病。これらの疾患の原因はお口の中の細菌です。細菌によって歯茎や神経の炎症が起こり、痛みがでます。症状や口腔環境に合わせた治療で細菌による歯の疾患を除去し、お口の安定につなげます。
TOOTH DECAY むし歯治療
進行・サイクルから診る
再発リスクに備えたアプローチ
むし歯は、進行度に合わせた適切な治療が重要です。さらに、一度治療したむし歯は、治療した部分から再発しやすくなるため、修復と再発のサイクルを考え、再発を予防する未来を見据えた治療を実践します。
むし歯を再発させず大切な歯を残せるように、できる限り削らない、抜かない治療で、歯の修復を行います。
むし歯は、
細菌により歯が溶け出す疾患
むし歯といえば、歯に穴があき痛みを伴うイメージがあると思いますが、いきなり歯に穴があくわけではありません。口腔内の細菌のつくる酸によって歯の成分が溶け出し、やがて歯に穴があいてむし歯になります。
むし歯治療は、進行して歯に穴があく前の段階が重要です。そのため当院では、穴ができないようにすることを目指し、治療に取り組んでいます。
進行ステージ
年齢により、進行のスピードは異なりますが、むし歯は時間の経過によって少しずつ進行していきます。自覚症状がある場合にはすでに歯を深い部分まで削らなければならないため、より早い段階でのアプローチが重要です。
※スライドしてご覧ください。
正常な咬み合わせをつくるために
歯の欠損部分を修復する
歯の欠損部分を人工的に作成した修復物で補い、口腔機能や見た目の回復を行います。患者さま一人ひとりのお口の状況やご要望に合わせて、材質や審美性に優れた修復物を提案します。
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インレー(詰め物)
歯を削った欠損部分に入れる詰め物です。比較的小さな欠損を埋める場合に行います。
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クラウン(被せ物)
インレーで対応できない大きな欠損には、クラウンという被せ物を被せて補います。
PERIODONTITIS 歯周病治療
細菌活動を抑え
口腔環境を正常に維持する
歯周病の原因である歯垢(細菌)は、時間が経過すると歯石に変化します。歯石に変化すると日々のブラッシングでは取り除くことができません。さらに、歯石の表面はザラザラとしており、歯垢がより溜まりやすくなります。
歯科医院での専門的な口腔清掃と自宅でのケアをしっかり行うことで、歯垢が溜まりにくい正常な口腔環境をつくります。
全身の病気を引き起こす歯周病
歯周病は、歯と歯茎の境目に細菌が繁殖した塊である歯垢が溜まることにより、歯茎が炎症を起こします。歯周病が進み、骨まで炎症が広がると骨を溶かし、やがて歯が抜けてしまいます。
歯周病は歯を失うだけでなく、歯周病菌が血管を通じて全身に運ばれ、身体の深刻な病気を引き起こすことがわかっています。歯周病の進行を抑え、お口と全身の健康をつくります。
進行ステージ
歯周病は、歯肉炎までなら歯磨きなどのオーラルケアで健康な状態に戻すことができます。細菌による炎症で溝が深まり、歯周炎になると治療を受ける以外に治す方法はないので、予防と早期治療が重要です。
※スライドしてご覧ください。
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歯石除去 スケーリング
スケーラーという専用の器具を使用し、ブラッシングでは取りきれない歯石や汚れを除去します。
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研磨 ルート
プレーニング細菌によって汚染された歯根の表面を、器具を使って削り、歯垢が溜まりにくい滑らかな状態にします。
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クリーニング PMTC
専用の機器と研磨剤を使用し、歯面の清掃と研磨によって歯石や歯垢を除去し、口腔環境を整えます。
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メンテナンス 歯磨き指導
磨き残しや歯磨きのクセを確認し、一人ひとりの口に合った歯ブラシの選び方から磨き方のアドバイスまで行います。
咬み合わせを整える 咬合診断
噛む力のバランスを診て、
正しい咬み合わせをつくる
咬み合わせのバランスが悪いと、歯にかかる力のバランスが崩れ、口腔環境にさまざまな影響を及ぼします。お口や全身に影響を与えるだけでなく、歯と歯の間に食べ物が挟まって歯垢が溜まりやすくなり、むし歯や歯周病にかかりやすくもなります。当院では、咬み合わせから噛む力をコントロールして、正常な口腔環境の維持を目指します。
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顎関節症
咬み合わせの悪さによって、顎関節へ負担がかかり、痛みや違和感を感じることがあります。
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歯の磨耗
歯ぎしりや食いしばりによって、過剰な力が歯にかかり、歯がすり減ったり、割れたりします。
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修復物の破損
むし歯治療の際に入れた詰め物や被せ物に負荷がかかると、割れたり欠けたりしてしまうことがあります。
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身体への影響
咬み合わせが悪いと、頭部や首の筋肉バランスが崩れ、頭痛や肩こりなどを引き起こすこともあります。
咬み合わせ治療
咬み合わせの原因は、日常的なクセや口腔環境などによってさまざまです。咬み合わせ、筋肉のつき方、習慣を診断し、ケースによって適切なアドバイスや治療方法を提案しています。
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生活習慣・クセの改善
片側で噛む習慣や頬杖などのクセが咬み合わせの乱れの原因となっている場合に、改善のための指導を行います。
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スプリント療法
スプリントという着脱式のマウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりから歯を守り、あごや歯茎への負担を和らげます。
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矯正治療
咬み合わせの悪さの原因が歯並びの場合には、歯列矯正によって歯並びと咬み合わせを治していきます。